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特訓( ̄^ ̄)ゞ

2012/07/27
葬祭ディレクター試験に向けて

特訓会が行われています。

当社からは、初受験のM内氏が参加しています。

昨日から緊張していた彼…

真剣です




頑張れ
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16:01 会社 | コメント(1) | トラックバック(0)

今年初

2012/07/26
楽しい第一回


グー花火大会、

計画するの苦手、

行き当たりばったりなイベント大好きな私。

これだけは、毎年好例。

初回は、参加者5名200本


でした。

今年もちっちゃいながらも、楽しい思い出たくさん出来るかな。
22:57 個人 | コメント(0) | トラックバック(0)

やっぱりスイカでしょ

2012/07/26



毎日暑い日が続きますね…

異常な暑さにバテてしまいそうです。


今日のおやつは、

先日の展示会でいただいたスイカ

ひと息ついたところでいただきます(^-^)


提灯女子部


提灯男子部
15:38 会社 | コメント(0) | トラックバック(0)

この道を行けば、、、

2012/07/26
先日、高校時代の卒業アルバムを久々に開きました!同窓会の案内がよく来るせいかな?うん十年前ですが、あの頃はホント楽しかった
(※想い出は美化されます
もう、随分会ってないけど、みんな元気かな~
高校の卒業アルバムの最後のページにヘッセの詩が綴られています、本当に好きな詩です!

地の上に
あまたの路が通じている。しかし すべての路の
行く先はただ一つ。

君は 二人づれ 三人づれで
馬・船・車で旅ができる。だが最後の一歩を 君は
君ただ独りで歩かねばならない。

それゆえに
知識のうち能力のうち
一番いいのは
すべて困難なことがらを
自分独りでやることだ。

ーヘッセー

おそらく、卒業生に対しての学校側からのエールだと思うのですが、心に響きます。今でもアルバムに載ってるといいなぁ~
i課長でした。
00:16 小説 | コメント(0) | トラックバック(0)

まッテマシター

2012/07/25


これ、すごく簡単うまい、鶏メシのもと。

ヤマタカで醤油お馴染みの高田食品さんに、売ってありました


早良商工会で、開発された、『福岡、早良の新名物』


出来上がった、鶏メシおにぎりは、
写真とる前に完食されてました




ぜひ、お試しください!
01:30 会社 | コメント(0) | トラックバック(0)

何なに⁇

2012/07/23


先日、寿退社をしたNさんが

たい焼きの差し入れを持って
遊びに来てくれました

写は、結婚式の時の写真を持って来てくれたので
みんな寄ってたかって見てるところです(^-^)


たまの休みの日に、こうやってわざわざ来てくれて嬉しいですね(^。^)




末長くお幸せに…
23:53 会社 | コメント(0) | トラックバック(0)

日焼け日和?

2012/07/22



梅雨開けが待ち遠しいですね。



今日は大雨予報が出てましたが

晴れ間が差してきたので

海へ出かけましたo(^▽^)o


子供たちは、キャーキャーはしゃいで

楽しんでますが

日陰もない所で待つ母は

帽子に、肩からタオルかけただけ…

暑い…

14:50 個人 | コメント(0) | トラックバック(0)

待ちに待った開通

2012/07/19
いよいよ開通が、せまってきました。



私は、野芥のジャンクションから乗りますが、
福岡のインターに行くのは、今まで通りがいいのかな。


仕事で、利用されるかたには、べんりになるでしょうね。
17:19 個人 | コメント(0) | トラックバック(0)

スマイル0円

2012/07/17
皆さん、今日も、豪雨でしたが、大丈夫ですか?

そんな雨続きで、部活動も
ままならず、仲間とちょっと遠目のマクドナルドに出掛けた息子。

オーダーを済ませたその時、カウンターの店員さんに、

『スマイルください!っっっ』

と、その時、


カウンターのおばちゃんは、すかさずに

『気持ち悪くてゴメンね!』と、発して

すんごい笑顔をくれたそうです。

その場にいた、仲間皆もすんごい笑顔になったと、嬉しそうに話してくれました。

素敵な店員さん、私もこんどいってみよ~
01:07 個人 | コメント(0) | トラックバック(0)

小説島原の子守唄(第五話)

2012/07/16
小説 島原の子守唄 (第五話)                      (室長)
     
明治35年

「通詞」

イギリスが東南アジアの拠点として東インド会社を設立したのは1819年、
天然資源に恵まれたこの地域は西欧各国の分捕り合戦の末、ほとんどの島々

が植民地となっていた。
ここシンガポール(シンガパーラ:ライオンのいる町の意)もポルトガル・オ

ランダの支配を経て最近イギリスの植民地となった。
日本は清国との戦争に勝利し、南下するロシアの進出を拒まんと軍備の増強

に励んだ。
驚異的とも言える西欧化と技術革新によって国の形は整ったものの、まだま

だ世界の列強には対抗できなかった。
日英同盟の締結後のシンガポールは、ロシアとの戦争を前にした日本との交

易がさらに膨らみ、活況を呈した。

日本語を英訳できる娼婦が居る、と言う噂はシンガポール船員仲間では知れ
渡っていた。

漢字・ひらがな・カタカナと、いくつもの組み合わせで出来た文章は、26
文字で出来たローマ字からなる英文に比べると、非常に難解ななもので、

更に難解な風俗習慣の上に成り立っており、これ等を英訳・和訳することは
暗号の解読のような感さえあった。

ロールス商事支社長のトーマス・ラッフルは、貿易の拡大に喜ぶ反面、この
難解な和文の英訳に困難を極めた。

丁度一年程前、どこで聞いて来たかトーマスは早朝より店に来ると、おこま
に「この手紙英語に訳して下さい」

「ではこの手紙日本語に訳して下さい」と幾つかの手紙を性急に差し出した。
おこまのことはイギリスの船員仲間では知れ渡っていたものの、それは船員

が日本女性からもらった手紙の意味を知りたい故の英訳であった。
おこまは商事会社の専門用語を英訳出来る程ではなかったが、トーマス

は強引に娼館主に交渉すると、その日の内に会社事務所に連れ帰った。
おこまにとって何が何なのか分からないまま生活が一変した。

専門用語を除く英訳・和訳は問題無かった、トーマスは貿易に関する商品な
ど現物を見せ指導、おこまは3ヶ月後にはほぼ普通の文章の英訳は可能な状

態となった。
もともとおこまは、畦刈の子供時代から勉強が好きで、与助にいろはから習

った。
学習能力は高く、見る見るうち、他の男性通訳より早く正確な手紙の英訳を

するようになった。
トーマスが驚嘆するのは手紙の英訳もさることながら、おこまの事務所での

勤務状況であった。
インクが欲しいと思えは゛インクが満たされ、用紙が欲しいと思えば何も言

わずとも用紙が出て来た。
ある日の朝、気分のすっきりしないトーマスは朝から紅茶を飲みたいと思っ

た、いや、思って見た、すると机の上に紅茶が出てきたのである、しかもそ
れはブランデーの香りに満ちた紅茶であった。

どうして人の心の中まで見通したように気がつくのであろうか?
英国人メイドでも言った事はするが、このような事は考えられない。

「英国へ」

これが日本女性の特性でもあるのか?トーマスは更に興味を持つようになっ
た。

支社長であるトーマスは、母国イギリスで結婚、既に18歳になる娘もいた。
しかし妻は5年程前流行病で既に無く、今は当地で娘との二人住まいであっ

た。
ある日、トーマスはシンガポール商社仲間のパーティに、おこまをつれて行

く事にした。
しかし、おこまはなかなか人前に出る事を承知しなかった。

そこで何か望みを叶えてやるからと言った。おこまの望みは日本に帰る
事であった。

渋々着いて来るおこまを、まず美容室に連れて行くと、次に洋装店に連れて
行った。

英国式のドレスをあつらえてやると、もともと色白で目鼻たちの整ったおこま
は、さても見事に変身、トーマスはしばし唖然としたまま見入った。

おこまは西洋の女性のドレス姿は当地でしばしば見てはいたが、まさか自分が
このような格好で、このような席に出席するとは思いもよらぬ事で、ただ落ち

着かぬ思いで隅にたたずんた゛。
しかし何か光るものがあり、後日、あれはどこの婦人か?とトーマスは問われた。

その後、おこまはトーマスの強い希望を受け入れ婚約、長崎に帰省する。
二十年と言う歳月はあまりに長く取り戻す術は無く、鳴子の峠に涙し、またシ

ンガポールに戻った。

二女のおさよは、口之津での石炭運びの無理がたたり、一年後に死亡。

与助はおこまの後を追って口之津に向かったが、その行方は様として分からず
ず、傷心のうちまた畔刈に戻り、百姓の次男のまま一生を過ごした。

唯一行動を伴にし、心の頼りのおみつは三年前結核で倒れ帰らぬ人となった。
死の前におみつは「帰りたい、帰りたい」と子供のように泣き叫んだ、しかし

おこまにはどうしようもなかった。
シンガポールの小高い丘の上に、墓石を日本に向け置いてやるのが精一杯の

供養であった。

今もボルネオやスマトラの街外れには、若くして死んでいった唐行さんと
呼ばれた女性の墓がある。


その後おこまはシンガポールで数年を過ごした後、英国に渡り二度と日本
には戻らず、イギリスで平穏な一生を過ごしたと言う。


「民謡とわらべ歌」

 おどみゃ 島原の おどみゃ島原の 梨の木育ちよ
 何の梨やら 何の梨やら

 色気 なしばよ しょんがいな
 はよ寝ろ泣かんで オロロンバイ

 鬼ん池の 久助どんの 連れんこらすバイ
                                                                

「タンス長持ち どの娘が欲しい」
  あの娘が欲しい  この娘が欲しい

  後ろの正面 だーれ
  みゆきちゃん

 「買って嬉しい はないちもんめ」
  
 


わらべ唄には悲しい意味を含んだ唄が多くあり、意味も分からぬ子供たちに
より昭和の時代まで歌い継がれた。
                                       完


























16:37 個人 | コメント(0) | トラックバック(0)

早良区高齢者演芸大会

2012/07/13
早良区高齢者演芸大会

                                        報告者 室長

12日恒例の演芸大会が百道パレスにて開催されました。
まずは竹之内会長の歯切れの良い挨拶から

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ご覧の通り客席は満員です
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これはまた可愛いIMG_3030_convert_20120713143836.jpg


野芥校区サークルの息も合った日本舞踊です「おれらしく」IMG_3035_convert_20120713144000.jpg


これはまた見事なサザエさん田隈校区(奥川さんも元気)IMG_3038_convert_20120713144132.jpg

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賀茂校区はバラエティー笑で頑張りましたIMG_3040_convert_20120713144523.jpg


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いろいろあるからバラエティーショーなんです

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扇子踊りではありません、内野校区の太極拳です(扇子の音が決まってました)
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出ました、島のブルース重留新町美人サークル(頑張りましたが1点足らずの参加賞でした。)
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ビタット踊りも衣装も決まってました(衣装も高くつきました)
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この方達は高齢者ではありません。(中に一人二人は混じってますけど)れっきとしたコーラスグループです。IMG_3062_convert_20120713145309.jpg

衣装も良かった、スタイルも良かった、もちろん唄も
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優勝は今年も西新校区でした。


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老人会ってすごいですね、楽しいですね、役員さんたちもご苦労様でした。
来年は重留も頑張りますよ

                                      




















































































16:59 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)

消防訓練 in梅林中学校

2012/07/13
先日、日曜参観の案内が学校からありました。

仕事だったので、よく、プリンとも見てなかったのですが、なんと、市政だよりに記事が載ってました。



区での、始めての試みでの消防訓練。

生徒や、校区の自治体の方々で、800名の参加があったそうです


いい経験させていただき、地域の皆さま&先生方に感謝です
11:30 個人 | コメント(0) | トラックバック(0)

ヘビーな日

2012/07/11



本社にヘビがいました(-。-;

こ、怖い…。



隙間に入って行こうとするヘビを

ホウキで抑えてますが




どんどん入りこんで行くもんで

大雨にもかかわらずみんな外に出て

ギャーギャー大騒ぎ( ̄ー ̄)





殺虫剤をかけるH田主任。




それは,効き目ないと思います…。
17:10 会社 | コメント(0) | トラックバック(0)

梅雨です

2012/07/11

梅雨ですね~個人的にはがあまり好きではないです。
よく、小説やテレビで、深く落ち込んでいる人を励ますときに引用される
『人類の歴史において、降り止まなかった雨は一度もないよ。』
とうのがありますが、
早く梅雨明けてくれ~!
と毎年思います。
梅雨明けしたら、初盆のご縁を頂いたお客様のところに行って、心を込めて準備を致します!
i課長でした。
14:56 小説 | コメント(0) | トラックバック(0)

小説島原の子守唄(第四話)

2012/07/09
小説 島原の子守唄(第四話)

室長

「証文」

薄暗い灯りの戸口を開けると、走り回る妹と弟達も構わず、六兵衛とおとき
が何やら話し込んでいた。

おこまが帰ったのに気付き話しを止めた。
「ああお帰り??」 とおときが言ったが何となく変な雰囲気であった。

気にはなったが、昼の疲れもあり、部屋の隅にある布団を敷くと眠ってしま
った。

秋の農作業は朝が早い、白々と夜が明けると、一人おこまはそろりと家を出る。
戸を閉めながら振り返り中を見ると、どこが誰の頭か足かわからぬごろ寝の様

に、改めて家中の現実を思い知らされた。
うって変わった青空の下、おこまは束ねた稲わらを梯子の上の与助に渡した。

昼前になると自分だけ早めに作業を終え、昼食の準備にかかる、昼食の準備と
言っても、あぜ道にむしろを引きお茶と質素な弁当を広げるのみである。

「お昼ですよ」とおこまが作業中の兄夫婦と与助を呼ぶ。
おこまは与助の横に並んで座った。

「ほんにあんた達は仲がよかとなー」と兄嫁のお裕美がからかうように言った。
おこまはあわてて与助のそばから離れた。

「そう言やぁ、また昨日手引き屋の男が来よったなー」
「今度はどこの娘ば連れに来たとやろかなー」

「こん村の娘達ゃーみんな居らんごとなるなー」と兄の伊助が少し寂しそうに
言った。

事実、15歳を過ぎた娘は一人減り、二人減りいつの間にか消えて行った。
昼間、伊助の話したことを思いだしながら、とっぷり暮れた海沿いの道を家路

についた。
「ただいま」っと障子紙の破れた戸を開けると、珍しく父親の六兵衛が「お帰

り」と言った。
一升ビンを横に置き、焼酎を飲んでいた。

母親のおときは台所に背を向け「お帰り」っと言ったまま、顔を向け
なかった。

訳のわからぬ悪さ盛りの潤や悠は、ニ間続きの部屋をキーキー言いながら走り
回っていた。

「やかましい、静かにせんかー」 と六兵衛がどなった。
「おこま、ここちょっと座れ」と六兵衛がいろりの傍から言った。

おこまがいぶかしげに座ると。
「あのなー助けると思って、も一度奉公に出てくれんか」

「さよも後から口之津出てもらうが、おまんはも少し給金の良かとこじゃげ
な」

六兵衛はそれだけのことをつっかえつっかえ、湯飲みの焼酎を三度も飲みなが
ら言った。
「・・・昨日の男はやっぱり久助??」

口之津から帰ってまだ二ヶ月、おこまはこのままの生活で良かった。

どんなに農作業がきつくとも気持ちに張りがあった。
「おとっつあん、さよは体弱いし、まだ13 じゃ口之津の石炭運びは無理じゃ」

六兵衛はそれには応えず、代わりに「おこますまんの、家は苦しいんじゃ、どう
にもならんのじゃ」

とおときが言った。
おこまは下を向いたまま唇を噛んだ。

・食うものも無いに、何でお母さんは次々子供産むんじゃろ、何て゛何で
こうなるんじゃろ、おこまには納得がいかなかった。

すでに久助との話はついているものと見え「頼む」 の一点張りであった。
前日、六兵衛夫婦はおこまの奉公の代金として三百円もの大金をもらっていた。

久助は村々をまわり、どこの村にどのような娘がいるのか下調べをしていた。
最初の奉公はなるべく短くして一度家に帰した、一度安心させると、これはと

決めた娘は給金を弾み行き先を決めた。
翌日の朝、あの無表情な鬼の池の久助がおみつと一緒に迎えに来ていた。

おときは衣装を風呂敷に包み、大枚十円をキンチャクに入れおこまに渡した。
「こがんな金」と言って押し返すと「旅先で困った時使うんじゃ」「体気付け

てな」 とおこまの懐にねじ込んだ。
今度も父親の六兵衛は出て来なかった。

「おさよは、うちも後から行くけん」 とけなげに言う。
今度は弟達も泣かなかった。またコンペイトウを持って帰ってくると思ってい

るらしい。
物事に敏感な感受性の強い十才になるおみなが、着物の裾を引っ張りながら

「これっ」と言って渡したのは、自分が大切にしている木製の十字架であった。
おこまは「これみなちゃんが大事に持っとくんよ・」と言っておみなの首に

かけてやった。
おこまは残る弟、妹達の事を考えると足が進まなかった。


「タンス・ナガモチどの子が欲しい ?」
「あの子が欲しい・この子が欲しいーーー」

「後ろの正面だーれ」「さーやかちゃーーん」
「買って嬉しい花一匁」


神社の境内から恐ろしい人買い唄の意味もわからず、子供たちの「はないちもん
め」が聞こえてきた。


「別れ」


朝から畦刈の村は「トントントン・トントントン」 と祭ばやしの太鼓の音が
響いていた。

海岸沿いを少し歩くと庄屋伝兵衛の家である。
門の前に来た時、ハッピ姿の与助が出て来た。

「あれ、おこま、そのなりはは何や、何処行くんや」
まさか、っといぶかしげに与助が言った。

「うん、また奉公に出ることなったけん」 っとおこまが寂しそうな顔で言った。
「何で、何でまたこの前帰ったばかりじゃなかか」

与助は本当に慌てていた。
「オイ、早よ来んか」 先を行く久助が面倒くさそうに催促した。

「また口之津行くけん」 とおこまが念を押すように言った。
「早よ来んかーー」 また久助が振り向き怒鳴った。

おこまは体を前に、首は後ろに向きながら歩いた。
涙で与助の顔がボンヤリしか見えなかった。

与助は六兵衛の家に走った。
「六兵衛、おこまをいくらで出したんやーー」と大声で問い詰めた。

聞き終わるや今度は自分の家に取って返した。
「お父っさん三百円出してくれ、三百円」 っと叫んだ。

庄屋の伝兵衛は何事かと出てきて
「何を突拍子もないことを言うとる、気でも狂ったかーー」

「三百円もの大金どこにあるーーバカタレ」ーーーと相手にしなかた。
「おこまが、おこまがーー」「連れていかれるーーー」

与助は座り込み「チクショー・チクショー」 と言って土間をこぶしで叩き続
けた。 

おこまは泣きながら峠を越えた。
遠くに「トントントン・トントントン」と祭囃子の太鼓の音が響いていた。

おこまは後ろを振り向かなかった。



「オリエンタル号」


口之津は二ヶ月前と同じように賑やかであった。
久助は権造の事務所は通らす゛、わざと裏通りをとおり、海岸近くの洋館建て

の事務所に入って行った。
中で何やら話ししていたが、話しがまとまったのか出てきて「今度はあの人の

いう事聞くんじゃ」と言うと、自分だけそそくさと来た通りに戻って行った。
久助があの人と言った男は、年の頃四十くらいであろうか、きつね目の痩せた

男で、どう見ても信頼できそうな人間には見えなかった。
作蔵と言うその男、おこまとおみよを事務所に招き入れると、パンと白い飲み物

をテーブルの上に置き「長旅で疲れたじゃろ、これはパンと牛の乳じゃ」
「おいしかけん食べると良か」 と、妙にやさしく薦めた。

日が暮れると、おこま達に荷物を持って付いて来るように言った。
おこま達はこんなに日が暮れて、どこに行くのかと不安になった。

小さな伝馬船のある岸壁に来ると、周りをキョロキョロ見回しながら、二人に早
く乗るよう催促した。

作蔵は自分でギシギシいわせながら櫓を漕ぎ出した。
港には何隻もの外国船が停泊していた。

その中でも特に大きな一隻の船に横付けした。船の横腹には階段が取り付け
てあった。

「早く早く」 と作蔵が下から追い上げるように急かせた。
階段を上がると、そこには見上げるような大きな男が二人居た。

作蔵は外国語が話せるらしく、その一人と指の本数を交えながら「OK?」
などと何やら話していた。

最終的に話しがまとまったのか大男も「OK・OKーー」 などと恵比須顔を
した。

眞近に見る外国人はおこまもおみつも初めてであり、恐ろしかった。
大男の一人が指を上に曲げながら「ツイテコイ」と何とかわかる日本語で言

った。

薄暗い階段を何段も下り、通路の奥のボンヤリした明かりの部屋に来ると、
男はドアのカギをガチャガチャいわせて開けた。

そして「ハイリナサーイ」とあごをしゃくりながら部屋に入るよう催促した。
薄暗い部屋に入ると隅の方に先客が居た。

男はまたドアをガチャガチャと締めて戻って行った。
目が慣れてくると、あちらに二人こちらに三人とおよそ同年代の女ばかり

15人程がうずくまっていた。
夜が明け始めた頃、ズシンズシン、ガラガラガラと大きな音がした。

小さな窓から外が見えた。
船が静かに動いているのが分かると、女達が二つの窓に必死にかじりついた。

徐々に速度が上がり何も見えなくなった。
女達は泣くでもなく、話しするでもなく、黙りこくったまま部屋の隅に座り

込んだ。
風呂敷包みを抱えたままのおみつが、「何処行くやろか、何処で働くんやろか」

と不安げに小さい声でおこまに話しかけた。
「うん、どこやろか」とおこまも不安をつのらせた。

女達の不安をよそに、ズンズン、ズンズン、ザーっと鈍い音を響かせながら船
は走り続けた。

しばらくすると誰かが階段を下りて来た。
ガチャガチャっとドアのカギを外すと、二人の赤ら顔の船員がパンとスープの入

ったバケツを運び入れた。
「ヘイ、ゴハン・ゴハン」と言ってパンを口に当て、食べるしぐさをして見せ

た。
娘達は昨日の昼から何も食べておらず、美味しそうなパンとスープの臭いに吸

い寄せられるように集まった。
船員はパンとスープと食器を置くとまたドアのカギをかけ出て行った。


12世紀、中国の元に逗留したマルコポーロは、その著書「東方見聞録」に
あたかも自らが見てきたが如く、東の果てジパングは「黄金の国」として紹介

した。
西欧各国の黄金の国への夢は強く、15世紀の大航海時代を招く一因となった。

西欧諸国の植民地化競争も、19世紀には最終段階を迎え、残る国は極東の
中国・朝鮮・日本のみとなったのである。

1854年、否応なしに開国させられた日本は、その後の混乱はあったものの、
天皇を中心とした統一国家により、あっと言う間に西欧の技術を吸収、強力

な軍事国家を作り上げ、西欧の植民地化を跳ね除けた。


反面国民の生活は貧しく、おこま達の様な話しだけが例外ではなかった。
状況が違うとすれば、密出国は諸外国との関係が深かった長崎ゆえの悲劇

とも言えた。

四日目の朝、ガラガラガラっと大きなイカリの音とともにオリエンタル号は
イギリスの租借地ホンコンに停泊した。

娘達は小さな丸い窓にしがみついた。
そこには、半月形の小さな帆のジャンクが右に左に入り乱れて往来していた。

「どこやろかここ」
たいした貴重品でもない風呂敷包みを抱えた娘達は、小さな声で囁き合った。

ガタガタっと階段を下りて来る船員の足音がした。
ドアを開けた船員は、何時もどおりパンとスープを置き、「ホンコン、ユウ

・ユウ・ユウーーー」っと右から八人を指差しゴハン食べたら「デス、ダウ
ン・デス、ダウン」と船を下りる事を伝えた。
                               つづく





















































































































15:09 個人 | コメント(0) | トラックバック(0)

久しぶりの家族サービスかも?

2012/07/08
こんばんはひさしぶりの登場です、佐藤でございます
ただいま、やまお葬祭は連日、初盆の準備と盆提灯の発送作業で大忙し
みんな毎日がんばってます。

そんな私に久しぶりの休日到来
この時期は休日でもお客様との約束もあるのでなかなか休めないですがこの日は完全オフ
ここは家族サービスしなくてはパパ嫌われてしまうかもと危機感を覚えて、行動に。

今回は福岡市西区に浮かぶ能古島に家族で行ってきました
このブログに初登場、私のこども二人、船に人生初めて乗船!
IMG_2102.jpg
大興奮でしたね
IMG_2104.jpg
連れてきた甲斐がありました。

自分自身も潮風を受けながらリラックス
いい気分転換になりました。

さぁ、7月も中旬、お盆の準備も最盛期!
佐藤は爆進します!(某プロレスラーの決めゼリフ)
20:31 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)

始まります~

2012/07/07
中総体

背番号いただけ、ハリキッテ出掛けた息子。




声だし頑張ってアピールして、試合に出れたらイイネ~[emoji:v-23


お母さんは、頑張って、提灯販売してくるよ


07:16 個人 | コメント(0) | トラックバック(0)

可愛らしく愛らしい大切な時間

2012/07/04
こんなに、かわゆい時期はすぐさま
過ぎ去り、只今13才。





もっと、いーっぱい、

一緒にいる時間を作ってあげれば、、、。なんて、

たまに、思います。



あと何年、そばにいてくれるかな
22:30 個人 | コメント(1) | トラックバック(0)

水浸し…(>_< )

2012/07/03
こんにちは

マタマタうちのちび助登場です



うちのちび助は今1歳10ヶ月なのですが、只今トイレトレーニング中で親子共々頑張っています


ちび助が「シッシ」と言うと慌ててトイレに連れていきます



オシッコが出る時と出ない時があり、出ない時はトイレで遊んでいます(>.<)


でも、きちんと出来ると…



大喜びです(≧∀≦)

最近は自分でオムツを脱いで「シッシ」と言いながらトイレに行こうとします

でも間に合わずに…




トイレの前は……ビシャビシャ


親子で奮闘しています(^-^;)
Tマネでした
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小説 島原の子守唄 (第 三 話)

2012/07/02
小説  島原の子守唄 (第 三 話)

                                             室長

「台風」
十月始め

夕方から風も無いのにはしけが大きく揺れ始めた。
人間には五感があり、女人夫達は誰もが異変を感じていた。

夜の明ける前からゴォーと不気味な音に雨が混じり始めた。
外国船との荷揚げ契約は厳しく、今日三日が期限であった。

権造は朝早くから岸壁に来ていた「よかか期限は今日までじゃ、何としても積み
込め」っと監督頭の達を叱咤した。

石炭船とはしけは麻のロープで繋がれているが、ギシギシと激しく音をたて上下
に動いている。

はしけに乗っているはしごもそれに連れ揺れていた。
「あんた達、気をつけて歩くんだよ」っとお芳が注意した。

昼を過ぎると、風は更に強くなり叩きつけるような雨が混じる。
石炭カゴを背に、揺れるはしけを歩く女人夫達は誰もが必死であった。

一瞬、ブーンとうなりをたてた強風が、雨とともにはしけに吹きつけた。
はしけが傾く、はしけがドーン蒸気船にの船腹に当った。

二間幅のはしけを歩いていた前方の二人が、その衝撃で海に落ちた。
背中の石炭とともに声も無く二人が海に消えた、後ろのおみつが「ああっ」

と叫んだ。
近くに居た人夫たちは「カヨちゃん・キヌゃん」と必死に叫んだがその声

さえも風の音にかき消された。
監督頭の達は経験からか「もうよか、早よ運べ」っと作業を始めさせた。

その後、カヨとキヌの遺体はついに揚がらなかった。


「島原素麺」


明日が元日と言う日、ケチな権造が女人夫達に五円づつくれた。
今で言えばボーナスである。

口之津の港は外国船の出入りが更に増え、権造の仕事は大繁盛で、ますます
人夫を増やし今では三百人を優に超えていた。

もともと遊びの好きな権造ではあったが、金の使い道に困るほどで、口之津
一の料亭に名だたる芸子を上げては一晩に二十円・三十円と豪遊した。

「あんたら、今日は美味しいもん食べさせてやるよ、ついておいで」と親分
肌のお芳がおこま達に言った。

自分で物を買ったり、まして食堂で食べるなど生まれてこの方した事が無い、
おこま達はとまどった顔した。

「いいからついてきな」とまたお芳が言った。
二人は言われるままお芳の後について行った。

本当にこの街は賑やかであった。
道路の脇にはガス灯があり、店店の灯りはびっくりするほど明るかった。

ここに来て四ヶ月程になるが、街中に出たのは初めてであった。
一軒の食堂に入って行くと、中はほとんどが男客で焼酎を飲んでいた、

おこま達は珍しそうな視線を浴びたが、お芳は無視していた。
壁に品書きが貼ってあり、酒の他、うどん・素麺汁・親子丼・焼き魚・

テンプラ等書いてあった。
「何にする、ここは素麺汁がうまかよ、いいかい」とお芳が言った。

二人がうなずくと、「すみませーん、素麺汁三杯」と注文した。
炭舎に入って以来、先輩のお芳は何くれと無くおこま達の面倒を見てくれた。

「あんた等何年の年期で来たと」
「一年」とおこまが答えると

「エッたったの一年」とお芳がびっくりした顔で言った。
お芳は既に3年が過ぎ四年目である。

「あたしゃ五年だよ、でも年期明けても、も少しここで稼いで、帰ったら
こんな食堂でも開こうと思ってね」と答えた。

作業着に石炭カゴのお芳も板についているが、すすの付いてない顔した普段着
のお芳は、色白で整った顔つきをしており、この食堂でも眼を引く存在であった。

二十四になるお芳は金になる仕事があると聞き、筑前の国博多から来ていた。
「ハーイ素麺汁三杯...」と同世代の娘が素麺を運んできた。

見ると透明感のある汁の中に細い麺が泳ぐように束になって浮いている、その
上に薄く切ったカマボコが二枚乗っていた。

「ホラ食べな 」お芳が言った。
ニ人はドンブリから素麺を口に入れた「美味しい...」顔を見合わせ同じこと

を言った。
貧乏も極まる家ではこのような美味しい物は食べたことが無かった。家で食

べるダンゴ汁とは全く違った。
島原の素麺の歴史は古く、島原の乱においては根こそぎキリシタン住民は殺

された。
住民の居なくなった跡地には、幕府の命により讃岐の小豆島の住民が移住さ

せられた。

島原の素麺の製法は、この小豆島の住民により伝えられたものである。

おこまは生涯この素麺汁の味が忘れられず、後年イギリスに渡った後も自分
なりに工夫して、この素麺汁を作った。



「帰郷」

明けて明治十五年

一年の年期は終わり、おこま達は帰る日を迎えた。
一年前ここに来た時の不安は消え、二人は朝からうきうきした、権造は二人を

呼ぶと「よかか、働くときゃまたここに来るとぞ」と言って二人に五円づつく
れた。

権造も馴れてくると妙に温かみのある男で、始めて逢った時の印象とは違った。
道案内の居ない帰りは多少の不安はあったが、不安よりむしろ早く帰りたかった。

「よかか、この道を海岸沿いに行くと小浜に出る、そのまままっすぐ行きゃあ
愛野じゃ、峠を越えて今度は左に曲がれーーーー」と事細かく教えてくれる。

諫早では見覚えのあるお寺の軒下に泊まった、何せ宿に泊まることさえ知らな
かった。

二日目の夕方鳴子の峠を越えた、二人とも足は軽かった。
なぜかドキドキしながら、茶色に変色した重たい戸口をヅヅッと開けた、

気付いたおさよが「姉ちゃん」と大きな声で叫び抱きついてきた。
お美奈と鼻をたらした潤や悠次も抱きついてきた。

おこまは嬉しかった、妹・弟達が可愛かった。
母親のおときがニコニコしながらかまどのとこから出てきた。

「ほら土産じゃ」
おこまは口之津でもらった小遣いで買ったコンペイトウを、風呂敷から出すと、

おさよの口に入れてやった。
姉ちゃん、オレもオレもと汚い顔した潤がせがむ、「ホラ順番じゃ」と一人一

人、口に入れてやった。
家の中は久々に明るい声が響いた。

六兵衛は何も言わず、例の囲炉裏の傍で見ていた。
おこまたちが帰ったことはすぐ部落中に知れ渡っていた。

「母ちゃん、俺これからなんばしたら良かかな」
働くことが染み付いたおこまは、少しの暇も落ち着かず、母親と家の畑に出た。

「そうじゃなー、庄屋さん、おこま帰ったらまた来てくれ言うとったが、行く
かえ?」とおときが言った。

「うん、行く家では金ならんけん」と答えた。
おこまは帰ったらまた庄屋のとこへ行きたいと考えていた。

母親のおときは少し苦しそうにしていた、また腹が大きくなっていた。
「いつ生まれるんな」とおこまが聞くと

「十二月くらいやろ」と人事のように返事した。


「コンペイトウ」


翌日、庄屋の家の薄暗い土間に入って行くと、与助が二本の鎌を研いでいた。
おこまが来ることは既に知らされていた。

「お久しぶりです、またお世話になりますけん」と挨拶した。
与助が「うんまたな..」と短い返事をした。

入り口の明るい光線を背にしたおこまの顔は良く見えなかった、随分体が大き
くなった感じがした。

女の十五歳は成長期も最終段階で、一年前のおこまではなかった。
「そんじゃ畦刈行くか」っと与助が立ち上がった。

外に出て見るおこまは一年前とは違い、背は高くなり、見違えるほど女らしく
なっていた。

与助は内心「綺麗になった」と思ったが、「おこま大きくなったなー」と言
った。

「今日はどこの草刈 ?」
「うん、今日は杉の下の畦の草刈じゃ」

誰も居ない田の近くに来た時、「与助さん、これ」と言って隠し持って来た袋
を胸から出し、渡した。

与助は始めて見る星の形したコンペイトウを珍しげに見ながら、「なんやこれ」
と言った。

おこまが紙袋から一つ出して与助の手に渡した。
「食べてみて...」

口に入れた与助が「ウワーうま...」「こんなうまかもんどこにあるとか」と
大声を出した。

おこまはさも嬉しそうに「もっとうまかもんあるんよ、口之津には」と言った。
「ああー俺もいきたかー」

「与助さん田んぼあるけん行かれんでしょー」
与助は黙ってしまった。

庄屋の息子とはいえ、次男は冷や飯食で、家の為長男夫婦の為と、小作人扱い
で自分の意思など通らなかった。

畦の草刈も中途な立ち仕事で、結構きつかった。
与助はおこまが使った鎌を時々研いでやった。

「口之津はよかとこか? 」
「うん珍しかもんいっぱいある、素麺汁がおいしかった」

「ああ、俺も一度行ってみたか」
与助はおこまの話しにますます想像を膨らませた。

なにせ、与助の見た世界と言えば、この段々畑からみる畦刈の村くらいのもので、
外の世界とは縁がなかった。

「おこま、飯にするか? 」草刈するおこまに声をかけた。
二人は土手に腰掛、下の村と海を見ながら麦だらけの握り飯を食べた。

おこまにとってはこの時程幸福な時間は無かった。
与助は「仕事はきつかったか、どんな事するか等々」やたら口之津でのことを

聞いてきた。
「何、金色の髪をした人間、なんやその自転車ゆうのーーー」

話しは尽きず楽しい時は過ぎた。
よほど村の外の事が知りたいのであろう。

「でも、やっぱりここがよか」とおこまは言った。
「つまらんとこじゃ、ここは何もなか」与助はほんとにつまらんといった顔を

した。
おこまは嬉々として庄屋の奉公に通った。しかしこの奉公も長くは続かなかっ
た。

稲刈りも終わる頃、一人の男が鳴子峠を下って来た。
おこまには見覚えがあった。

何やら不吉な予感はしたが、雨模様に稲刈りを急いだ。
庄屋の家で遅い食事をよばれると「そんじゃまた明日」と言って家路についた。



                                        つづく






















































































































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